こんにちは!つるハウスの岩間です。
みなさん最近流行りの
clubhouseをご存知でしょうか?
「知らない」という人もいれば「いまさら」という人もいるでしょう。
ひとことで言えば「招待制の音声SNS」です。
アメリカではすでに昨年サービスインしていましたが、
日本ではほとんど知られていませんでした。
それが今年1月日本に上陸、
一月最終週は、
SNS界隈のトレンドに敏感な人がざわつき始めました。
招待されなければ入れない、
しかも一人に付き二人しか招待できないという特別感もあり、
そこからほんの数日で一気に盛り上がりブレイク。
1月最後の週末には昼夜アプリに繋がり続け「clubhouse廃人」となる人も出る始末。
あけて月曜以降は色々とニュースで取り扱われるほどの社会現象になりました。
一方、「なにそれ?」という人も多くいらっしゃいます。
このSNS、
iPhone及びiPad等のiOSデバイスでしか参加できず、
Android端末を持つ人は蚊帳の外。
知ってはいたが参加できずにイライラした人も多かったでしょう。
私もその一人でした(笑)
さてこのclubhouseなぜここまで一気にブレイクしたのでしょうか?
いくつもの要因が重なってのことであり、唯一の正しい答えがあるわけではないですが、
いくつか理由を考えてみましょう。
①技術品質の高さ
clubhouseは技術的にとてもいいサービスです。
コロナ禍で一気に普及したzoomと比較すればよくわかります。
音声の遅延が少ない(ように見えます)。
zoomミーティング経験者であれば、
あのちょっと音が遅れるズレの気持ち悪さはわかると思います。
それがclubhauseにはない。
実際には遅延はあるがそう気づかない工夫が施されています。
また同時に複数人が発言したときの様子もclubhauseの方が断然、質がいい。
誰かが話をし、数人が笑う、そんな状況が違和感なく表現できています。
②「ながら」作業ができる
例え音が悪くても「誰かと繋がる」はzoomで可能で、
実際にzoom飲みなどブームになりました。
しかしzoomの欠点は「ながら」が難しいこと。
ある程度はzoomに集中しないとコミュニケーションがとりにくい。
何か別のことをするときはカメラをオフにする等の作業が必要になります。
また相手とつながるプロセスに数ステップが必要。
それに比べclubhauseは「ながら」に適しています。
マルチタスキングと相性が良い。
さっと立ち上げ、傍らにiPhoneを置きラジオがわりに聞いている人も多いのではないでしょうか。
また実際のラジオ番組さながら有名人の生声が聞けるのも魅力の一つ。
ラジオやテレビでは実現しないようなキャスティングに出会える可能性がある分、
既存メディアを超えているとも言えます。
③デビューのタイミングの良さ
デビューのタイミングは二つの意味で最高だったと言えます。
一つはzoom慣れしたタイミング。
コロナ禍前も「テレビ会議」はありました。
が、実際に業務で利用することは少なく、
「出張できない時のツール」といったイメージでした。
それが、昨年の緊急事態宣言後にリモートワークが定着、
zoomを利用する人が増加。
複数名でのオンラインコミュニケーションが市民権を得ました。
もう一つはzoom疲れしたタイミングだったこと。
zoomは便利なツールですが、1と2でも書いたように手軽に、
または、長時間で利用するのはちょっと辛かった。。
そんな時に二度目の緊急事態宣言。
前回のように「zoom飲み」はブームにならず、
アプリでサクッと参加でき、音質もいいツールに人々が飛びつきました。
zoomで十分に慣らされたところにzoomを超えるツールが出てきたわけです。
④本能的な欲求を満たす
心のままに話す。それを聞く。
これは人間の根源的な欲求であると思います。
テレビ会議ではリアルの会議のような「隣の人とコソコソ話」ができません。
話すのも仕事の話。
二、三人集まって仕事以外の他愛もない会話をすることができません。
複数名の会食も行きづらくストレスの溜まっている人も多いでしょう。
そんな「人と会話をする」というプラットフォームとしてclubhouseは優れています。
思うがままに話したいことを話す、
そんなroom(複数名が集まるグループで、
登録者は自分で自由に作ることができる)を立ち上げたり、
他人が作ったroomでワイワイ話している人のいかに多いことか。
運が良ければ芸能人や有名人と話すことができるというおまけ付きです。
以上、思いつくままにブレイクした理由を挙げました。
他にもいろいろあるでしょうがその辺りは様々なメディアで解説記事がありますので、
そちらをチェックしながら自分なりに考えていただければと思います。
久しぶりに不動産以外の話をしてみましたが、
どうでしたか?
つるハウスでは不動産はもちろん、
好奇心旺盛なスタッフが在籍していますので、
皆様にとって貴重な情報も発信していければと思いますので、
流し見程度でご覧ください!!