トラブル!?「公道」と「私道」
こんにちは!つるハウスの岩間です。
最近はコロナウイルスの影響で、
外出せずに家で読書をすることが増えました。
皆さんは何をして過ごされていますか??
本日は家を建てる・売る際、規制になる
「公道」と「私道」
についてまとめてみました。
皆さんは道路には大きく分けて2種類ある事を
ご存じでしょうか?
① 「公道」と「私道」の違い
「公道」・・・国や自治体が所有している道路
「私道」・・・個人や団体等が所有している道路
しかし、「公道」「私道」も大切ですが、
一番重要なのは、「建築基準法の道路」が重要です。
建築基準法上、建築物の敷地は
「幅員4m以上の道路に2m以上接しなければならない」
と定められています。
*「接道義務」
例外
「建築基準法42条第2項道路」
・・・ある一定の要件を満たす道路であれば、幅員が4m以上なくてもよい。
但し、セットバック必須(原則中心線から2m、)等
② 私道パターンと私道の所有者について
上記の写真の「私道」は誰が所有者なのでしょうか?
①地主
②土地を購入した人々の共有名義
③土地を購入した人々で私道を分筆して持ち合う
(下記図参照)
*黄色の部分が道路
(他の所有者と関係が悪化しても、不利を被らないように、
牽制の意味合いも込めてバラバラに持たせることが多い)
③「私道負担」とは?
不動産の広告で「私道負担」という言葉を
見かけたことはないでしょうか?
私道負担とは、
「接道義務(4m以上)」を果たすための私道を負担することです。
また、「私道」には固定資産税がかかります。
④「私道」のデメリット
・道路や水道などのインフラ整備の負担が必要なケースがある。
・土地を売買する際「私道持ち主」全員の許可が必要。
・私道所有者とトラブルになるケースもある。
必ずしも「私道」は悪というわけではありませんが、
安易に何も確認もせず買ってしまうと後々トラブルになります⚠
神奈川県は、他の件に比べ私道も多い土地ですので、
しっかりと専門家に相談し、より良い「暮らし」を手に入れてください。
弊社は戸塚区・泉区・栄区に特化した不動産会社です。
土地柄を把握したスタッフが皆様の暮らしをサポート致します。